2016年2月12日 副社長のブログ
「嫉妬」という感情を有効活用してみませんか。
「嫉妬」という言葉からどのような場面を思い浮かべますか?
それがどのような場面でも、嫉妬をする相手、逆に嫉妬される相手がいることでしょう。
人生に競争や勝ち負けはつきものです。人には、自分が敗者になったときの不安だけでなく、勝者になったときに相手から悪く思われたくないなど、さまざまな思いがあるものです。しかし嫉妬という感情は、ときに友人やクラスメイトとの関係を悪くします。
嫉妬という感情には2種類あります。
1つは、「ジェラシー型嫉妬」です。これは、ライバルに負けたときに、「次こそ頑張って勝ってやる!」というポジティブな嫉妬です。
もう1つは、「エンビー型嫉妬」です。これは、相手が少しでも勝っているという状況が許せず、「足を引っ張ってやる」といったネガティブな嫉妬です。
どちらが良いとか悪いとかは決まっていません。スポーツでは、エンビー型嫉妬をする集まりのチームの方が強豪チームであったりします。
ただ、自分自身を高めてくれる嫉妬は、「ジェラシー型嫉妬」であるように思います。いろいろな場面で、嫉妬を感じることはあると思いますが、感情そのものを否定せず、まずはその嫉妬がどちらの種類なのか考えてみて下さい。
これを知っていれば、「嫉妬」に対する考えが変わると思います。嫉妬という感情を自分の成長に利用できたら良いですよね。